<マクロとの出会い>
 
都内のデザイン事務所に勤めていた20代前半のころ。

完全な夜型生活で、遅く起きるので朝食は食べない。
お昼はコンビニのパン。夜はコンビニ弁当。
帰るのは終電、徹夜もたびたび...
とても不規則な毎日を過ごしてました。


今はわりと『ナチュラルな人』と思われることが多いのですが
当時のわたしは、
食や体への興味よりも、遊びやおしゃれを楽しみたいお年頃。
削れる部分は食費だと思っていたので
随分ひどい食生活をしていました。
味噌汁を家で飲んだことはなかったし
お米もあまり炊かない、作ると言ったらパスタくらいだった気がします。


しかしだんだんと不規則な仕事ばかりの日々に疲れ、
あぁしんど〜と現実逃避で沖縄に渡り、そのまま住みつきました。
そこで出会った彼(現在のだんなさん)の紹介で
あるカフェで働くことになりました。

そのカフェのオーナーの玉ちゃんは
以前ナチュラルハーモニックという自然食を扱うお店のバーで
店長をしていた人で、彼の影響で
少しづつ『自然食』というものや『オーガニック』、
『陰陽』や『中道』という考え方を知り
興味をもっていきました。

実は、今わたしがお手伝いさせていただいてる
たまき和枝先生は、そのカフェのオーナー玉ちゃんのお母さんです。

カフェで働いている時にたまき先生に食べさせていただいた
玄米おにぎりや、大豆タンパクの唐揚げ、胡麻豆腐、
当時はマクロビオティックという言葉も知らなかったのですが
今まで食べたことない料理たちがすごく美味しくって
特にもちもちの玄米おにぎりに
すごく感動したのを覚えています。


それから数年後、地元神奈川に戻った時に
お手伝いのお話をいただき、初めてきちんと勉強しました。

知れば知るほどいろんなことが理にかなっている
マクロビオティックの考え方が面白くて
すっかりはまっていきました。

とはいえ、知識を貯めるばかりで
実践という面では、玄米をたべること
きちんと作られた調味料を使うこと
くらしかやっていません。


マクロを知って数年たち、
人の体験談はたくさん聞いて、マクロのすごさを感じるけれど
自分で身をもって体感したことはない
わたしも体験してみたい!と思ったのでした。

自分にはとても甘い性格ゆえ....
どこまでやれるかわかりませんが
ちょっとづつ実践して
自分を観察してみたいと思っています。